妊活から二人目の出産と育児

性交痛に悩む女性に知って欲しいこと

女性がセックスをする際に痛みを感じてしまう性交痛。

性交痛に悩む女性にとってセックスは単につらい行為でしかなかったりします。

セックスは男女が愛情表現を示す上でも大切な行為ではありますが、そこに痛みが伴ってはその行為自体に抵抗を感じてしまうのも致し方のないこと。

当然ながら性交痛があるがゆえにセックスレスの悩みまでも抱えてしまっている人は少なくないことでしょう。

また、誰かに相談しようにもデリケートな内容だけになかなか他人には打ち明けにくい、知られたくはないと考える方も多いはず。

性機能障害として病院を受診するとなれば更にハードルは高くなり、そのまま何もできずに放置している方がほとんどなのではないでしょうか。

ここではそんな厄介でつらい性交痛を抱える女性のために、性交痛の要因と対策方法についてご紹介していきたいと思います。

 

 

性交痛の主な要因

 

まずは自分自身がどの要因に当てはまるのか、性交痛になっている理由について知っていきましょう。

性交痛の要因には主に次のようなものを挙げることができます。

 

1 加齢による膣の委縮や分泌物の減少

 

加齢によって膣が狭くなってしまった、閉経を迎えたといったことは性交痛にも影響します。

女性ホルモンが減少し膣の中の潤いが減少すると、潤い不十分のためにセックスの際に膣内で摩擦が起き痛みを感じるようになります。

これは閉経を迎えたあとだけでなく、閉経が近づいてくる年代に多い要因のひとつでもあります。

 

2 妊娠中や産後の体質変化や精神的影響

妊娠中は胎児に対する不安や心配など、精神的な影響を受けやすい時期でもあります。

妊婦さんの中にはセックスによって流産してしまうのではといった恐怖心を抱いてしまう人も存在します。

こういった妊娠前にはなかった精神状態が要因で膣粘液が分泌されにくくなり、膣内の摩擦によって性交痛が生じることがあります。

また、膣粘膜が分泌されにくくなる理由は精神的なものだけでなく、産前や産後のホルモンバランスが変化といった体質的なものよって起こることもあります。

産後についても、子宮や膣が元に戻るまでの過程や育児疲れ、授乳中の女性ホルモン低下などが影響して分泌が減ってしまうことがあります。

 

3 前戯不足

特に若い世代に多い要因です。

まだセックスに慣れていないなどの理由で前戯不足になると、女性の体と心の準備が整わないために膣粘液が十分に分泌されず、摩擦が起きてしまい性交痛を引き起こしてしまいます。

 

 

4 子宮内膜症や子宮周囲からの影響

 

子宮内膜症は、膣の一番奥の裏側の部分にあたる部位で起こりやすい症状です。

この部位が子宮内膜症の症状を抱えると、性交時や排便時に強い痛みを感じるようになります。

子宮内膜症になると生理が来るたびに痛みがひどくなることがありますので、心当たりがある場合は症状を疑った方がいいでしょう。

また、子宮内膜症以外にも子宮やその周囲に炎症があったり、過去に炎症が起きたところが癒着していたりすると性交痛が起こることがあります。

更に、子宮筋腫の可能性も考える必要があるでしょう。

 

 

5 その他

バルトリン腺炎など外陰部や膣に傷があったり、生まれつき膣が狭かったり、処女膜が閉じていて固かったりすることも性交痛の要因となります。

また、外陰部や膣の手術や会陰縫合によって膣が狭くなっていることや、精神的なトラウマなどが影響している可能性のほか、膣けいれんが要因となっていることもあります。

 

 

 

性交痛の対策方法

 

性交痛は改善できない障害という訳ではありません。

要因によっては病院での治療等が必要となるものもありますが、自分自身で行える対策方法に恵まれているものもあります。

自分の要因に合った対策方法を知り、性交痛改善を試みてみることをお勧めします。

ここからは前述した要因に合わせたお勧めの対策方法をご紹介していきます。

 

 

1、2、3に挙げた要因については膣粘液不足が主な原因となりますので、膣粘液を補助する潤滑ゼリーを使用することをお勧めします。

潤滑ゼリーは無理なセックスによって外陰部や膣が傷つけられてしまうのを防ぐ効果もあり、副作用の心配もなく安心して使用できます。

ドラッグストアなどでも取り扱われていますが、対面での購入に抵抗がある場合は通販で購入する手段もあります。

もちろん、産婦人科など専門医治療を受けることも可能ですので、受診に抵抗がなく自分で対策することに不安がある方などの場合は病院へ足を運ぶようにしてみてください。
(性交痛の場合は一般的に女性ホルモンを補う治療などが行われます。)

また3の要因については、まずパートナー同士協力し合うことで性交痛を改善できる可能性も高くありますので、潤滑ゼリーの使用が必要のないケースも出てくるでしょう。

 

4、5に挙げた要因については、要因となっている病気や傷を病院で治療することが先決です。

子宮内膜症のほか外陰部や膣の傷などは放っておくことで症状が悪化し、更に痛みが強くなる恐れがありますので早めに治療するよう心がけましょう。

また、生まれつき膣が狭い(硬い)最初の挿入が痛くてできないという場合は、手術が必要になるケースもありますので一度専門医に相談するようにしましょう。

出産時の会陰縫合や手術の縫合による痛みについては自然と良くなることが多いですが、痛みが酷い場合や長引く場合には、こちらも専門医を受診することをお勧めします。

 

更に5でも少し触れましたが、最近では膣けいれんが性交痛や性交を妨げる原因になるとも言われています。

膣けいれんはセックスによる痛みほか、過去のトラウマや妊娠への抵抗感など精神的な影響によって起こる可能性がある症状です。

診察や診断が難しい症状のひとつでもあります。

精神的なものが原因と考えられる場合にはパートナーとの話し合いを第一に考え、カウンセリングを受けることも視野に入れておくと良いでしょう。


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