妊活から二人目の出産と育児

精液検査で泌尿器科を受診する際に準備しておきたいこと5つ

精液検査を受けてみようかと考えている男性が困るのが、どこで検査を受けようかということだと思います。

女性であれば産婦人科や専門のクリニックがありますから良いのですが、どこの泌尿器科でも良いんだろうか?プラっと行って検査を受けられるものなのだろうかという小さな疑問はあるはず。

男性不妊や精液検査を行っているとはっきり明記してあるところはそれほど多くなく、確かに今日ちょっと時間あるから行ってみるかという風に、気軽に行けるところではありませんよね。

そこで、スムーズに精液検査を行うには事前にどんな準備や心構えをしたら良いかというお話しをしたいと思います。

 

近くの泌尿器科で男性不妊検査を行っているところを探す。

 

泌尿器科であれば、精液検査を行えるところは多いと思いますが、どうせなら男性不妊に力を入れている病院が良いですよね。

突然行ってできないものでもないはずですが、中には受け付けていないというところもあるでしょうし、やはりまずは精液検査ができる病院、男性不妊の相談ができる病院を、ネットなどを利用して探すと良いと思います。

そしてできれば、あらかじめ病院に問い合わせることをおすすめします。これは病院の都合というよりも、こちら側の心の準備の都合。

筆者が過去に行った病院では、いつ来てもらっても構わない、まずは異常があるかどうか調べるのが大事ですのでお気軽にというような、丁寧な返答でした。これで安心して検査を受けに行くことができます。

ある程度の禁欲期間を設ける

一般的に精液検査をするときは3日程度の禁欲期間を設けてから行います。絶対に3日間の禁欲が必要なのかと言われればそうではありませんが、1日よりは2日、2日よりは3日と精子が溜まっていた方が検査の確実性は高まるでしょう。

そうかと言って、一週間禁欲した方が良い、一か月禁欲した方が良いということでもありません。

精子は一定量を越えると栄養として体内に取り込まれますから、溜めれば溜める程たくさんの量が出るという訳ではありませんし、精子の活発さという点では適度に射精していた方が良いと言います。

生殖機能の健康を考えれば、適度に溜めて、適度に出すというのが一番のようです。

射精期間を設けるとは言え、誰もが射精していない期間を強く意識しているという訳ではないでしょうから、前日に射精した場合などは注意しましょう、ということです。

どうせなら、些細な見栄ではありますがちょっとしか出ないと思われるのは避けたいというのもありますよね。

できるだけ早く行く

行くと決めてから早く行動する、というのもあるかもしれませんが、それ以上に、検査を受ける日はいち早く病院に着くようにすることをおすすめします。

男性は50代以降から泌尿器科のお世話になる方が多く、たいてい多くの病院では朝から患者さんでいっぱいになっています。

他の病院でもそうですが、泌尿器科でも待ち時間だけで数時間待つことがありますから、できるだけ早く、開業時間に先駆けて行くくらいの気持ちで向かうことをおすすめします。

自分にとって縁の遠い病院は、なぜかそれほど人がいるという想像ができないものです。

繰り返しますが、泌尿器科にはたくさんの人がいますし、主な患者さんの年齢層から考えても平日だから空いているはずだという考えも通用しないところです。早く行くに越したことはありません。

窓口で来意を告げる必要はない

病院では、受付の前に立ったからと言っていらっしゃいませと言われる訳でもありません。

病院に限らないかもしれませんが、中には簡単な挨拶のあと何も言わずにこちらが口を開くのを待つ受付のスタイルを持つ方もいます。

筆者の個人的な経験から言う話ですからおおいに偏見がありますが、病院は一般的なサービス業とは少し異なることは念頭に入れておくと良いかもしれません。

というのも、筆者は受付の方が黙っているので、「精液検査を受けたい」と言ってしまいひどく苦い経験をしたからです。小声で言ったはずですが、静かな病院の中では意外に響いてしまい、大変恥ずかしい気持ちになりました。

受付では初診なのかどうかくらいの情報しか必要としません。保険証を提示し、「初めてです」と言えば、問診票がもらえます。

そして問診票には、病院によって多少違うのかもしれませんが、「精液検査」という項目があるので、黙って○をつければオーケー。

あらかじめ精液検査を受け付けているという事前情報があるならなおさらその項目は絶対にあるでしょうし、万が一なかったら、そのときにこっそり事情を説明するなり、文字で説明して渡せば良いでしょう。

一度の検査では分からないと心得る

精液の状態は、その日その日によって大きく違います。

精子は疲労やストレス、栄養状態、睡眠状態などの影響を受けやすいのです。

たまたま時間が空いている日に精液検査を受けられたとしても、その日の結果が全てではありません。もちろん十分に健康な数値なのであれば素直に喜んで良いと思いますが、少々悪い数字だからと言って落ち込むことはありません。

始めに泌尿器科に行く目的としては、貧精子症や無精子症などの重大な不妊症の原因が隠れていないかを見つけることにあります。

問診や血液検査、そして性器の触診を行い、例えば精索静脈瘤という病気がないか、ホルモンの分泌異常がないかなども確認します。

そこで異常がなければ、精液検査自体の結果はあまり気にする必要はありません。

仮に数値的に思わしくない結果が出たとしても、今後は健康的な食事や睡眠を心掛けることに専念しましょう。

最後に。男性不妊外来を探す重要性

ここではすごく単純に精液検査を受ける場合の心構え、いわば病院に行く前段階での心構えを中心に書きましたが、男性不妊外来と言ったような専門のお医者さんに診てもらう場合であれば、単に精液検査をして終わりということにはなりません。

患者さんがどのような状況なのかに大きく左右されるでしょうが、男性の不妊検査も通常は詳細な問診に始まり、視診、触診、そして精液検査、血液検査など、かなり細かく診察を行います。

ところが、どれだけ細かく男性不妊に寄り添ってくれるのかについては、病院によって大きく違うと言います。

男性不妊外来を設けている泌尿器科と、婦人科が主で精液検査はついでのようにやっているところでは、やることが全然違うのです。

深刻度によって病院の選び方は異なるでしょう。とりあえず精液検査を受けられれば安心だという方もいれば、どこかに異常があるはずだから詳しく診て欲しいという人もいる。

とりあえず精液検査を、という方は、自宅でできる精液検査サービスで十分ですし、念のため程度のことであれば、奥さんがかかっている婦人科で精液を見てもらえば十分。

いやそんなんじゃないんだ、絶対何か異常があるはずなんだという具合に思いつめていて、詳しく診て欲しければ、男性不妊外来のある泌尿器科を探すことがまず重要になります。


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