妊活から二人目の出産と育児

妊娠中甘いものが食べたくなって仕方ない!甘いものへの欲求を上手に抑える方法。

妊娠中は甘いものへの欲求が高まります。

特に妊娠後期には甘いものが無性に食べたくなると言いますよね。

これにはちゃんと理由があって、子供の分までエネルギーを確保しなければならないから。

伴って、血糖値を下げるインスリンの働きを抑制するホルモンが出ますから、血糖値を正常に保つには大量のインスリンが必要になります。これがうまくできないと、糖代謝異常ということになり、糖尿病になるリスクが高まります。

甘いものを食べたくなる理由はちゃんとあるのですが、だからと言って糖質の摂りすぎは良くありません。

血糖値が下がりにくくなりやすいということは、妊婦さんは糖尿病に人一倍気を付けなければならないということなのです。

そんなこと言われても甘いものへの欲求は納まらない!どうすれば良い!?

どうすれば上手に甘いものへの欲求が抑えられるのか、これから一緒に考えてみましょう。

まずはGI値に注目

妊娠中は糖代謝の仕組みが変わり、血糖値が高くなりやすいです。

血糖値が高い状態が長く続くと血管には大きなダメージとなるから糖尿病は怖いのであり、甘いものが怖いのではなく、血糖値が高い状態が続くのが怖いのですから、甘いものを食べても血糖値があまり上がらなければ良いよ、ということになりますよね。

しかし甘いものを食べて血糖値が上がらないなんてことはありません。

ここで、苦肉の策ではありますが、GI値の低い食べ物を食べるという方法が取れそうです。

GI値というのはグリセミック指数と言って、炭水化物が糖質に分解されるまでの時間を表したものです。

GI値が高いものほど、炭水化物が早く糖に分解されるので、血糖値が急激に上昇するということになります。

インスリンの働きが弱まっている妊娠中は特にGI値が高いものの威力は大きいでしょう。簡単に血糖値が上がってしまいます。

例えば無性に食べたくなるチョコレートやケーキなどはGI値が高く、素早く血管内を糖だらけにしてしまう。

その上更に悪いことに、チョコレートは食べやすいし手に入れやすいですよね。食べようと思えばいくらでも食べられる悪魔のようなお菓子です。

甘いものの欲求に耐えるための対策

GI値の低いお菓子を食べよう

じゃあGI値の低い甘いものって何?

理想的なものは果物です。果物であればGI値も比較的低く、ビタミンも取れます。

果物って甘いものって感じがしないというのであれば、ゼリーを食べるという手もあります、…がプリンを食べたいところですよね。

分かります。

プリンは意外とGI値が低いデザートですから、食べ過ぎなければ良いと思いますよ。

あとよく聞くのは、焼き芋など、GI値は高いものの自然な甘みを持ったもので、かつボリュームがあるものを食べると良いと言うのがあります。

これが正しい方法かどうかの判断は人それぞれだと思いますが、甘いものへの欲求を満たすためには、チョコをパクパクと食べるよりは断然お腹が膨れやすい焼き芋の方が良いという訳です。

手作りのお菓子を食べよう

甘いものの何がいけないって血糖値が急激に上昇してしまうからなのですが、さらに行けないことに、食べやすいものが多いということがあります。

すぐに食べられて、すぐに血糖値を上げてしまう。妊娠中だけの特別な状態で血糖値が高いのかもしれませんが、基準値を超えると妊娠糖尿病という診断を受けます。

基準値とは、食前血糖値が100㎎/dL未満、食後1時間の血糖値が140㎎/dL未満、食後2時間血糖値が120㎎/dL未満です。

血糖値が高い状態が続くと、母体のみならず赤ちゃんにも悪影響が生じますから、妊娠中の方はこの基準を越えない食生活を送ることが理想的。

食べやすいチョコレートやケーキを食べたいだけ食べていては、この基準値を守るのは難しいかもしれません。

だからこそ、食べにくいものを食べるという方法があります。

食べるまでに時間がかかるもの、無意識に口に運んでいたということがないもの。

それが、例えば手作りのお菓子になります。

甘いものを食べたいという欲求はあっても、作って食べるというルールさえ決めてしまえば、勢いで食べてしまったり、食べ過ぎたりする心配もありません。

作っている間に衝動的な欲求が弱まることもあるし、意識的に砂糖を少なくすれば食べた量の割に体に優しいというものを作ることもできます。

機能的なお菓子を食べよう

妊娠中、糖分が必要になることも栄養が必要になることもとても自然なことなので、過度に我慢するのも体によくありません。

必要な分は摂るべきだけどついつい食べ過ぎてしまうのが問題なのだから、必要な分を必要なだけ食べられるものがあると良いでしょう。

そこでブドウ糖を固めただけの飴とか、ブロック型の栄養補助クッキーのようなものを食べると栄養が満たされますから甘いものへの欲求も軽減するかもしれません。

少なくとも、機能的なお菓子を食べることで「妊娠中は栄養が必要だ」という甘えを断ち切ることができます。

栄養は足りてるはずだ、これ以上甘いものはいらないと自分に言い聞かせるのです。

記録しよう

これも、レコーディングダイエットなどと言われるように、体重を減らしたい人、血糖値をコントロールしたい人が取りいれている有名な手法だと思います。

当然、妊娠中もこの方法は有効でしょう。

食べたものを記録することで取り入れたものを客観的に見ることができますし、記録するつもりで食べれば、何を何g食べているかを意識せざるを得ませんから、食べ過ぎを防ぐ心理的なストッパーになります。

食べたものを書くというオーソドックスな方法でも良いと思いますが、食べる予定のものを書くという方法もあります。

チョコなら何gまで食べて良いとか、この日はケーキを食べる日にするとか、スイーツ予定表を作ることで、あるときは戒めになり、あるときは目標になります。

運動をしよう

甘いものへの欲求を抑えるという方法からは少し外れてしまうかもしれませんが、非妊娠時の血糖値を気にする方がやるように、運動を取り入れることも大切です。

とは言え、妊婦さんが糖尿病(もしくは予備軍)の方のように、血糖値の管理に適する強度の運動を行うことは非常に難しいと思います。

特にインスリンの効果が弱まる妊娠後期ほど運動を取り入れたいものですが、妊娠後期には運動なんてなかなかできません。

よって現実的なことではありませんが、もし妊娠初期から太りはじめたとか、甘いものへ手を出すことに抵抗がなくなってきているというようなことがあれば、動けるうちは軽くでも動いておいた方が良いです。

ある程度の体重増加は当然ですし必要ですが、太るままに太るのではなく、お医者さんと相談しながら適正体重を保つようにしたいところ。

体重管理ができてさえいれば、デザートもある程度好きなものを食べ続けることができるでしょう。

血糖値を測ろう

血糖値を気にしなければならない人は、血糖値を測るのが一番です。

なかなかあらかじめ血糖値測定器を用意して、血糖値管理をちゃんとしようという人はいないと思いますが、実はこれが一番の早道。

なぜなら、例えばGI値の低いお菓子を食べるとか、手作りのお菓子を食べるとかという工夫をしても、実際に血糖値にどう影響しているかが分からなければ、やみくもな努力になってしまいがちだからです。

やみくもな努力はつらいですし、人は我慢の量に対して結果を求めてしまいます。

つまり、実際にどれくらい有効なのかではなく、これだけ我慢してるんだから結果となっているはずだ、我慢してるのだからたまにくらい気を抜いても大丈夫だという判断をしてしまうのです。

血糖値測定器を使えば、どんなものを食べるとどれくらい血糖値が上がるのか、どんな食べたかをすれば良いのか、いつ食べるのが良いのか、と言った細かなデータを取ることができます。

例えば食後にデザートを食べるより、間食で甘いものを取った方が血糖値の変化は緩やかだぞとか、朝の方が血糖値が上がっても下がりやすいぞとか。

血糖値管理は難しいものです。

妊娠糖尿病と診断されれば医療機関から測定器の貸し出しを受けられるかもしれませんが、そういう方は本当に厳密に血糖値を管理しなければならない人でしょう。

もちろん全ての妊婦さんが血糖値測定器を持っている必要はありません。

血糖値が高めだと言われた、肥満体型だ、甘いものを食べ過ぎる。

そんな傾向にある方は、やみくもな努力をせずに済むよう、血糖値測定器を使うことを考えていただきたいのです。

最期に

甘いものを食べるのはごく当たり前の生活なのに、妊娠中は人一倍気にしなければならなくて大変です。

食べ過ぎはもちろんいけないけど、我慢しすぎもストレスになってしまって妊娠中は毒。

経験がおありだと思いますが、甘いものは食べれば食べるほど欲しくなってしまう中毒性のようなものがあります。

食べれば食べるほど甘いものを控えるのが苦痛になっていくから、はじめからストイックに臨むことをおすすめします。

妊娠という特別な時間なのだから自分を甘やかすのも一つの手かもしれませんが、母体や赤ちゃんに影響が出るかもしれないことです。

ここは、心を鬼にして、甘いものへの欲求をコントロールしていきましょう。


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